殆ど触れてきませんでしたが、gran の店頭のリモーネ嬢(レモンの木)。前の家の庭からの移植で、毎年、庭木の手入れをお願いしている方に、今年も実らなかったんですけれど・・と、ボヤきつづけてかれこれ7~8年。当初は花も数輪、蝶々の子育ての場として、きれいなライトグリーンの葉も丸裸、という事もありました。一昨年、日当たりを考慮して、鉢植えで店頭に出してもらったのですが、ようやくちっさい実がなっても、猛暑で焼けてしまい、何の実ですか?という色に。
色々複合的な理由もあったようですが、長い長い時を経て、今冬、やっとこ、レモンイエローになりましたので、無事に収穫いたしました。鉢をやめて地植えにしたことが功を奏したようです。実も皮も、大切に使いたいと思っています。
レモンといえば、ジャムづくりにかかせません。その、ジャムを煮る銅鍋、段々飴色に変色していく過程もいいのですが、絞った後のレモンと塩で、煮終わった鍋を磨いています。おお、というくらい元の銅色に復活します。ならば、と、パンケーキに使う銅のフライパンや、銅の卵焼きまで磨きだすと、途中でレモンがたりなくなり、ま、飴色っていいよね、と、磨くのを諦める・・という流れがおきまりになっています。笑
糸島も柑橘類が豊富ですので、ジャムやポン酢にしてもおいしい柚子、シークヮーサーもちびっこくてかわいいので、焼き魚のお供に添えたりしていましたし、すだちやライムもありました。見ているだけでも楽しいものです。今年のホリデーでは、オサレクレープのクレープシュゼットにオレンジと一緒に gran のレモンを使ってみようかな、と思っています。
当初の予言通り、師走らしい寒さになりました。あったか gran で、あったかホリデーかな、と思いついた方、ご予約をお待ちしております。