香る季節

甘くて芳醇な香りだったキンモクセイが姿を消す頃、銀木犀(ギンモクセイ)が咲き始めます。ギンモクセイにも種類があるようですが、キンモクセイに負けない香りをはなっていました。花言葉には「初恋」「唯一の恋」。なんと一途な。

以前、ワインの勉強会で「白い花のような香り」という表現に、色まで嗅げるんかい、と、思った記憶がありますが、ギンモクセイは、そんな感じかなー。見たからかなー。鼻は、だいたいぼーっとしている五感の中でも、幾分マシな方だと思っていましたが、コーヒーの勉強会では、嗅覚のテストに、あー、わかるわかる、と嗅覚の記憶があるのに、言語と結びつかず、何の役にもたちませんでした。結局、直感を頼りに生きていくしかなさそうです。

ちなみに、嗅覚は鍛えられるそうです。勿論、それを表現する言語も。ちょっと焦がしたナッツ、とか、煙りでいぶされたわら、とか、咲き始めた赤い花の香りとか、スラスラ出てくるようになるそうです。店主は、いつまでたっても、あー、あれあれ、ほら、あれよ、で、周りからはガン無視されていました。

皆さまもどうぞ、お風邪などめされて、鼻が詰まりませんように・・。

マシントラブルは解消いたしましたので、今週も、ゆるゆる営業でございます。

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