現在、ウチのくりーずは、冷やっこい場所でお休みしてます(甘みをアップ中)ので、写真は昨年の、くりーず、です。(奥は黒めの熊本利平栗、手前はちびっこの芝栗)
栗。イタリア語ではcastagna(カスターニャ)、フランス語では châtaigne(シャテーニュ)、英語ではchestnut(チェスナット)。オシャンティーな名前です。 あら? マロンは? 結構よく見るマロンは何語でしょうか。
マロンはフランス語です。加工した栗がマロン、だとか、大きな食用栗がマロンだとか、マロニエの木が絡んでいるらしいとか・・なんだか掘れば掘るほど諸説が増えそうで、ともかく、生栗=マロンを否定している人も多いようです。ま、所詮、興味本位。ちょろちょろ~っとググった程度では、なんの真相究明もできやしません。まあ、いいんじゃないですか、クリってことで。そのうち、フランスに行くようなことがあれば(ないと思うけど)思い出したら聞いておきます。
前フリが長くなりましたが、今年も、そういう季節になりました。夏の「とうもろこしごはん」に続く炊き込みごはんシリーズ、秋の初めは「栗ごはん」です。昨年は、ささげ(大角豆)と、もち米たっぷりの「栗おこわ」でしたが、本年は、栗を大目にし、もち米を少なめに配合、ほっくり感をアップします。栗ごはん単体で¥200、ごはんとセットのお弁当でしたら+¥100で、雑穀ごはんを栗ごはんに変更できます。
お米は、ご注文を受けてから精米する方式にしました。新米の季節ですので、あわせてお楽しみいただけます。お米は、糸島こめこめネットワークの「こめこめ米」(こめこめまい)減農薬ミルキィクイーンです。通常使用している、同ネットワークの無農薬米は、新米収穫までもうしばらくお待ちください、とのことでした。折角の新米、銀シャリで食べたい、というご要望があれば、状況によってはおこたえできます。(できないこともあります。)
クリだのマロンだのカスターニャだのは、他のメニューにもちょこちょこ使用予定です。栗の仕込みはケガがつきもの(不器用者)。大けがするか、栗がなくなったら、今シーズンはおしまいです。